耳毛処理
耳毛は人から見られやすい毛ではありますが、
普段あまりチェックしない毛でもあります。

油断していると気づかぬうちに耳毛が伸びていて、
恥ずかしい思いをするなんて事もありえます。

普段耳毛が生えていなくても
年齢やホルモンバランスの影響で急に生えてくることはザラです。
男性はもちろん、女性でも耳毛は生えます。

そこで、今回は正しい耳毛処理の方法や耳毛の役割、
何故耳毛が急に目立つのかなど耳毛に関する情報をご紹介します。

耳毛の役割は?

一見意味がないと思われる耳毛も大切な役割を果たしています。

耳毛の役割

  • ホコリ、ごみなどが耳に入るのを防ぐフィルター
  • 音を吸収する吸音作用
  • 冷たい冷気をカットして耳の機能を維持する保温作用

耳毛は外部の刺激や異物から体を守る働きがあり、
絶対に必要な毛でもあります。

耳毛がないと外部からの抵抗力が弱まり、
体の不調を呼ぶ込む原因にもなります。

ですので、耳毛の処理をする際は、
正しい方法で綺麗にする必要があります。

誤った方法で耳毛処理をすると、
思わぬ体調不良に陥る事もあるので、
正しい方法を理解してください。

耳毛処理におすすめの3つの方法

耳毛処理でおすすめ出来る方法は大きく分けて3つです。
自分でやりやすい方法で選ぶのも良いですが、
出来るだけ最もおすすめの方法を選択して下さい。

耳毛カッター

耳毛カッター

耳毛処理で最もおすすめなのが耳毛カッターです。

耳毛専用の物もありますし、耳毛と鼻毛両方に使える物もあります。
価格はAmazonや家電量販店で1,000円~3,000円で購入できます。

耳毛専用でも鼻毛にも使える物でもどちらを購入しても良いです。

しかし、こうした電池で動く除毛アイテムは、
安すぎるとすぐに動かなくなるものが多いので、
標準的な価格の物を購入することがおすすめです。

2種類の耳毛カッター

耳毛カッターには2つのタイプがあります。

基本自分が使いやすければどちらでも良いです。
それぞれの特徴を把握して良いと思った方が使って下さい。

先端が丸まっている耳毛カッター

耳毛カッター

このように先端が丸まっている耳毛カッターは
耳の穴の毛を処理しやすいタイプです。

また、剃った耳毛を吸着してくれるので、
耳の穴に汚れが溜まりにくい特徴もあります。

先端がスティック状の耳毛カッター

ステック状耳毛カッター

スティック状の耳毛カッターは耳の中も処理はしやすいですが、
どちらかというと耳の外側の毛を処理しやすいタイプです。

カミソリ感覚で使えて、
耳の周辺の見えにくい産毛はもちろん、剛毛も綺麗に処理することが出来ます。

耳毛カッターでの耳毛処理の方法

耳毛カッターの処理手順

  1. 綿棒やテッシュで耳の穴や耳の周辺を綺麗にする
  2. 鏡を見ながら耳毛カッターを耳の穴5mm以内に入れてゆっくり回す
  3. 耳の穴を綺麗にする
  4. 耳の外側も処理した場合保湿する

耳の穴の毛を処理する場合、気を付けなければいけないのは、
耳毛カッターを奥まで入れ過ぎない事です。

目安としては5mm以内で、
それ以上入れてしまうと鼓膜を傷つけてしまう可能性があります。
あくまでも鏡で見える範囲のみの耳毛だけを処理して下さい。

ハサミ

耳毛ハサミ
耳毛専用のハサミもありますが、
その多くは鼻毛や眉毛などにも使える先端が丸まっているハサミで耳毛をカットします。

耳の中や産毛には対応できないので、
男性で毛が多くて濃い方が使うものです。

ただ、男性でもハサミだけでは綺麗に処理しきれませんから、
耳毛カッターも使うことをおすすめします。

まず、ハサミで毛の量を減らし、細かい毛は耳毛カッターで処理します。

極端に耳毛の量が多い人は耳毛カッターだけでもハサミだけでも
難しいので両方使うのがベストです。

脱毛

医療レーザー脱毛

女性はそれほど多いわけではありませんが、
男性の中には歳と共に耳毛が濃くなるので、
クリニックで永久脱毛する人もいます。

一度脱毛すれば耳毛の処理は必要ありませんし、
クリニックでもそこまで価格は高くありません。

しかし、家庭用脱毛器や脱毛サロンで耳毛の脱毛はお勧めしません。

脱毛サロンや家庭用脱毛器でも耳の外側なら照射出来ますが、
耳の中の入り口は脱毛器の照射口が大きくて脱毛出来ません。
そもそもサロンでは耳毛の脱毛を出来ないところも沢山あります。

また、家庭用脱毛器や脱毛サロンは永久脱毛出来ませんから、
完全に耳毛を処理することは出来ません。

耳毛の脱毛をするならクリニックのような医療機関で、
安全に確実に脱毛するのがおすすめです。

耳毛の永久脱毛の回数と料金

■1~2ヵ月に一度くらいの頻度で5~6回施術。
■料金の相場は3万円

医療脱毛に必要な回数は?効果を感じてから脱毛完了までは何回

耳毛の脱毛のリスク

耳の外側ならそこまでリスクはありませんが、
耳の中の入り口の脱毛は他の部位に比べ敏感なので
慎重に脱毛しなければいけません。

ただ、サロンと違い医療の素人が脱毛するわけではありませんし、
耳の脱毛と言っても、照射範囲は耳の穴の手前にある三角形の軟骨部分で、
鼓膜まで影響を及ぼすことはないです。

安全性という意味でも心配ありません。

それでも耳毛の医療脱毛のリスクを上げるとすれば
以下のような事が上げられます。

耳毛の脱毛のリスク

  • 自己処理より料金が高い
  • 通院が必要で脱毛完了までに1年くらいかかる
  • 少し痛みがある
  • 耳毛脱毛ができるクリニックは少ない

クリニックで耳毛の脱毛をする上で、
耳毛を脱毛するということのリスクはさほどありませんが、
医療脱毛そのもののリスクがあります。

医療脱毛は他の脱毛や除毛に比べ効果が高く、
完全に永久脱毛できますから、一度脱毛が終わればほぼ毛が生えてくることはありません。

しかしその分、多少痛みがあり、価格も若干高くなります。
女性のように薄い産毛しか生えない人は、
わざわざこのようなリスクを追って脱毛する必要もありません。

自己処理をするだけでも十分です。

ただ、耳毛の脱毛はクリニックでしかできないので、
耳毛が濃くて自己処理の回数が多い人にはおすすめです。

耳毛処理でおすすめできない方法

ここからは耳毛の処理でお勧めできない方法を紹介します。
耳はとても敏感な部位なので、できるだけこれからの方法で
耳毛処理しないで下さい。

カミソリ

カミソリ

カミソリでは耳の外側周辺の耳毛の処理は出来ますが、
耳の穴の毛は処理出来ません。

また、自分で耳毛の処理をする場合、
誤って傷つけてしまうことも多々あります。

カミソリを使うなら多少お金はかかりますが、
耳毛カッターを購入してください。
その方が安全に耳毛を処理できます。

しかしどうしてもカミソリで耳毛を処理する場合、
以下の点に注意して下さい。

カミソリを使う注意点

  • 鏡を見ながら耳の外側だけ処理する
  • シェービングクリームは使う
  • 出来るだけ誰かに剃ってもらう

穴刀

穴刀

カミソリの中には耳の穴や耳の穴付近の毛を処理できる穴刀というものがあります。
もしかしたら、男性なら理容室で見たことがあるかもしれません。

しかし、穴刀は自分で処理するのは危険で耳の中を傷つけてしまう恐れもあります。
実際に理容室では耳毛の処理をしないところも多くなっています。

もし穴刀を使うなら、誰かに処理してもらってください。
もちろんそれでもリスクはありますが、自分で耳毛処理するよりは良いでしょう。

毛抜き

毛抜き

耳毛に限らず毛を抜くという処理は肌トラブルの原因になり、
基本はおすすめしません。

毛抜きは無理やり耳毛を抜くので、
毛穴が傷つきそこから菌が入り毛嚢炎を引き起こす恐れがあります。
特に耳の穴付近は炎症を起こしても、治療しにくい場所なので、
自然に痛みやかゆみがなくなるのを待つしかなくなります。

除毛クリーム

除毛クリーム

除毛クリームはタンパク質である毛を溶かして処理する方法です。
お肌に塗るだけで簡単に毛を溶かしてくれるので、
手間なくムダ毛処が理出来ます。

しかし、除毛クリームは毛だけでなく、
たんぱく質で出来ている角質層も溶かしてしまうので、
肌荒れを起こしやすくなってしまいます。

特に耳のように敏感な部位へのダメージは大きく、
耳の外側ならまだしも耳の穴付近に使うと炎症を起こしやすくなります。

ブラジリアンワックス

脱毛ワックス
ブラジリアンワックスは、ワックスを用いて毛を抜く処理法です。

毛抜きでもお話したように毛を抜くのはムダ毛処理では基本NGで、
毛嚢炎や何かしらの炎症を起こす可能性があります。

また、誤って鼓膜にワックスが入ると、
鼓膜を痛め、耳鼻科に行かなくてはいけないケースもあります。

耳のように皮膚が薄く敏感な部位でブラジリアンワックスは危険です。

理容室で耳毛処理できるの?

理容室(床屋)を利用する男性ならご存じかと思いますが、
一昔前までは耳毛を剃ってくれるサービスがありました。

しかし、耳の穴の傷つけたり、鼓膜を破ったりした事故があった事から
理容室で耳毛処理を行うところが少なくなりました。
京都や大阪では理容室で耳毛処理をするのを条例で禁止されております。

そうした流れから、理容業界では条例で禁止されていない地域でも
耳毛処理を行わなくなってきて、
今では耳毛を剃ってくれるお店を探すのも難しいくらいです。

もちろん、今でも耳毛を剃ってくれる理容室はありますが、
せいぜい外から見える範囲で、穴刀を使って耳の中で綺麗にしてくれるところはないと思います。
万が一肌トラブルがあれば、大きな問題になります。

ですから、耳毛処理は基本自分で行うのか、
クリニックに行って脱毛するかです。

何故耳毛が生えるのか?

歳を取ってくると突然耳毛が伸び始めたり、濃くなったりする人が沢山います。
特に男性に多い傾向があります。

ここでは何故耳毛が生えるのか紹介していきます。

ホルモンバランスが崩れる

何かしらの影響でホルモンバランスが崩れると、
男性ホルモンの分泌が多くなり、耳毛が急に伸び始めることがあります。

体毛には性毛と無性毛の2種類があります。

体毛の種類

  • 無性毛・・・思春期前から生えている毛
  • 性毛・・・第二次性徴期から生えてくる毛

無性毛の代表的な毛はまつ毛、眉毛、後頭部や側頭部の髪の毛などがあり、
ホルモンの影響で毛質が変化することはほとんどありません。

対して性毛は脇毛、髭、陰毛などがあり、ホルモンバランスの影響で、
太くなったり、濃くなったりする特徴があります。

さらに性毛にも男女ともに生える両性毛と男性に生えやすい男性毛があります。

性毛の種類

  • 両性毛・・・陰毛、脇毛
  • 男性毛・・・髭、胸毛、手足の濃い毛、耳毛

耳毛は男性毛に分類され、男性ホルモンの分泌が増えると、
伸びたり、濃くなったりする毛の一つです。

男性毛といっても男性だけに生えるのではなく、
男性ホルモンが多い女性でも生えることはあります。

今は、ストレスや欧米の食生活などの影響により
女性ホルモンのバランスが崩れやすくなることで、
男性ホルモンの分泌が多くなりオス化している女性が多いと言われております。

また、女性は妊娠や出産、月経などの影響で、突然毛が生えてくることもあります。

耳毛は男性に多いのですが、女性に生えても特別な事ではありません。

女性特有の現象によりホルモンバランスが乱れるのは仕方ありませんが、
女性も男性も規則正しい生活習慣やバランスの良い食事などを心がけて
ホルモンバランスが乱れない努力をする必要があります。

加齢

毛周期

歳を取ると耳毛が伸びてきたいという人も多いはずです。
それは、加齢により、毛周期が長くなることが原因です。

毛周期というのは毛が成長してから抜け落ちるまでの期間の事で、
お肌の表面に毛が出ているのが成長期といわれております。

毛周期が長くなるとこの成長期の期間も長くなり、
中々毛が抜け落ちず、お肌の表面に出ている状態で毛が成長するので、
耳毛が増えたと感じるのです。

しかし、毛周期は個人差があり、歳を取ったからといって、
全員の耳毛が目立つわけではありません。
伸びる人もいればそうでない人もいます。

防衛のため

耳毛は本来防衛機能の働きあり、
外部からの刺激が強い環境に変わると、耳を守るために毛が当然生えてくるようになると言われております。

例えば、「外での仕事に変わった」、「寒い地域に引っ越した」、
「人混みが多い地域に住むようになった」などです。

そうした環境に変化により、耳を守る防衛本能が働き、
耳毛が生えるようになるという事です。

しかし、これに対しては今のところ医学的な根拠はありません。

これまでの人間の進化を見れば、そうだろうと言われているだけです。
実際は別の理由があるかもしれません。

そもそも人間の体毛のメカニズムを全て解明できているわけではないので、
実際のところは謎です。

耳毛処理にあたっての注意点

耳毛処理をするに当たり気を付けなければいけない注意点を紹介します。
トラブルを起こさないための基本的な事ですので、
是非参考にして下さい。

耳の穴から5ミリ以内の毛を処理する

耳毛処理で最も気を付けなければいけないのは、
耳の中の毛を処理する際は、鏡で見える範囲までということです。

イメージとしては5mm以内です。
それ以上中の毛を処理すると傷をつけたり、
鼓膜に影響を及ぼす可能性があります。

耳毛は本来必要なもので全ての毛を処理するわけではありません。
クリニックで脱毛する際も目で見える範囲です。

耳毛処理はあくまでも身だしなみとしての処理で、
綺麗に全てを剃るということではありません。

保湿する

耳毛カッターを使った際は、そこまでお肌にダメージを受けているわけではありませんが、
ムダ毛処理をした以上多少なりともダメージを受けています。
耳のような敏感な部位はしっかりとケアするために保湿して下さい。

方法としては、綿棒に化粧水や保湿クリームを付けて軽く塗布だけです。

耳毛処理まとめ

耳毛処理のポイントをまとめると以下のようになります。

耳毛処理のまとめ

  • 耳毛カッターを使う
  • 耳の穴5mm以内の毛だけを処理する
  • 耳毛の量が多ければクリニックで永久脱毛するのも良い

耳毛処理は基本、耳毛カッターで処理して、
耳の穴の奥まで処理しないという事を理解すれば良いでしょう。
それだけで十分です。

ただ、耳毛の量があまりにも多い人は、
クリニックで永久脱毛を検討しても良いと思います。

耳毛の量が多くて処理頻度が増えると、
将来肌トラブルを起こす可能性があります。